
トップ>英会話TIPS&エッセイ>私の名前は「おっ○い」です!?
ちょっとコーヒーブレイク。
私がカリフォルニア州デービス校に語学留学していたときの話をしましょう。どちらかというと、笑い話です。

当時、語学クラスの間で、あだ名をつけるのが流行りました。正確にはEnglish name。
韓国人や日本人などの名前は、アメリカ人には覚えにくく、発音もしにくいので、思い切って英語名を通称にしよう、というものです。おそらく今でも欧米の語学学校では同じようなことをしていると思います。
日本人の仲間はみんな工夫して英語名をつけていました。たとえばトミーは、トモヒロという名前から。スーという名前は、名前ではなく、スエヒロという名字から(プライバシー保護のため仮名でお送りしております)。これらの名前は留学期間中に本当によくみんなの間に浸透し、日本に帰ってきても本名がフルネームで思い出せないほどでした。
なかにはナターシャなんて名前をつける韓国人もいました。「英語の名前じゃないじゃん!」とみんなでつっこみを入れていたのを思い出します。陰で(笑)。
そして私の名前はテツオ。そこで私は「テツ」という呼び名を考え出しました。これならアメリカ人にも呼びやすいだろう。今日から私はテツだ!
ところがアメリカ人の先生に「私は英語名をテツにします。I'm Tetsu!」と言うと、
"Oh..."
と、困惑したような返事。なんで?と思っていると、それは「tit」という単語と発音が似ているからだ、と言われました。
「tit」を辞書で引いてみると……。
なんと、俗語で「女性の乳房」の意味。つまり「おっ○い」!
しかもイギリス英語だと「ばか者、あほ」とか、とにかく意味が悪い! これはダメだ! 他の名前にしないと。
しかしなかなかいい名前が思いつかないうちに、あだ名ブームは過ぎ去りました。
そして10ヶ月後。英語がそこそこできるようになったときには、
"Hey, Tetsuo!"
と、クラスメートから普通に本名で呼ばれるようになっていました、とさ。
おあとがよろしいようで。
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