英語は教材だけじゃない!

英語、楽しいですか?

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私がとても大事だと気づいたことをお話ししておきましょう。

あなたは、英語の勉強を苦痛だと感じていませんか? 仕事などで英語が必要で、仕方なく勉強している場合は、無理もないことかもしれません。でも、留学を目的にしたり、趣味で英会話を勉強している場合はどうでしょう?

私の場合は、いわゆる「学校」というものを卒業して、10年以上が過ぎました。そこで初めて、「英語の勉強は楽しい!」ことに気づいたのです。

思えばそれまで私は、英語の勉強を苦痛と感じないように努力していたように思います。「苦しい」と思うとつらいから、不感症のように何も感じず、もくもくと勉強するようにしていたのですね。

ところがやはり「つらい」というのを無意識に感じていたのでしょうか。実は私はここで紹介した以外にも、たくさんの教材に挑戦しています(10年以上やってますからね)。それらの教材は続かず、挫折してしまっていたのです。

また、リスニングでも、一人で勉強しているので気づかなかったのですが、眉にしわを寄せながら、必死に聴いていたようです。テレビでCNNを見るときも、「くそっ、わからないな」などと思いながら、食いつくように見て、30分ぐらいすると疲れて見るのをやめてしまう。そんなことを繰り返していました。

ところがあるとき気がつくと、勉強が「楽しいこと」に変わっていました。先にも触れたとおり、『単語耳』の勉強法は、最初は苦痛でした。なにしろ何千という単語を100回繰り返し発音するだけなのですから。ところが発音が上達し、LとRの聴き取りなどができてくると、「もっと練習したい!」と思うようになったのです。同じ単語を100回繰り返すことも苦痛ではなくなりました。上達することが実感できるようになると、1回1回の発音が同じことのようには感じなくなり、あたかも階段を1段1段のぼっているように思えてきたのです。

また、リスニングに対する姿勢も変わってきました。松澤喜好先生の「真の英語耳は、英語が苦もなく聞けて、話せる世界である」「いい加減な態度でも英会話ができ、何時間英会話をしても疲れない境地がある」というのは、私にとって衝撃でした。先にお話ししたように、私は英会話を「克服すべきもの」として眉根を寄せて勉強していたのですから。

今ではCNNを2〜3時間視聴していても何の苦痛も感じなくなりました。他の作業をやりながら聞き流していても、ポッとわかる表現が耳に飛び込んできます。すると「おっ、何のニュースかな」と集中して聴く。そのニュースが終わったら作業に戻る。その繰り返しです。そして「ポッとわかる」頻度が段々上がってきているのがわかる。それが楽しいのです。

「ハリー・ポッター」シリーズを原書で読む「作業」も、3巻目を読み終えようとする今では、純粋な「読書」になっています。とにかく、「英語を読んでいる」という作業より、内容の「面白さ」が先に立つのです。わからないところがあっても、どんどん読み飛ばして、先へ、先へ! それでも1巻を読み始めたときよりわからないところが格段に減っていますから、問題はまったくないのです。それどころか、初めて見る表現に出合った場合に、意味が直感的にわかることが増えてきました。これは不思議な感覚です。表現そのものより、意味がいきなり飛び込んでくる感じ。そんな「不思議」を、ハリー達が出合う「不思議」と合わせて感じながら、読書を楽しんでいるのです。

特に大学受験を経験された方は、無意識のうちに「眉根を寄せる」勉強法が身についているのではないかと思います。できれば一日も早く「楽しむ」勉強、「面白い」エクサイズに切り替えて、英語をエンジョイしたいものですね。

ひこーき

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